
ハンドルにベアリングは効果あるのか?
ダイワ レグザ3000番のハンドルにベアリングを入れてみました。交換は簡単で15分もあれば完了します。期待したのはハンドルを叩いてやると、グルグルとしばらく回転しているよく見る動画でした。実際はの効果は微妙~。今回は、ベアリングの購入先と交換手順をまとめてみました。
ハンドルのベアリング追加に使う部品と道具
21フリームスのハンドルをベアリング化するつもりでしたが、ハンドルノブの中のネジが回らない。
20分くらい粘りましたが、ネジをなめそうなので諦め、レグザ3000番のハンドルノブでやってみました。
ちなみに、21フリームスの2500番と、レグザ3000番のハンドルは長さこそ違いますが、内部の部品規格は同じみたいなので、フリームス用に買ったベアリングが使えます。買ったのはDDL-740ZZ NMBステンレス ベアリング ミネベア 内径4mm×外径7mm×幅2.5mmです。

ハンドルのキャップ外しには専用の道具を買いました。ゴメクサスのハンドル ノブキャップリムーバーです。これでキャップの穴にひかっけてキャップを外します。

あとはプラスドライバーとダイワのメンテナンススプレーグリスを使いました。
では、順番にベアリング追加手順を説明します。簡単でした。
リールハンドルのベアリング化手順
準備するものはハンドルノブリムーバー、ピンセット、ドライバ、ベアリング2個。写真は21フリームスになっていますが、これをレグザ3000番に変えて行いました。

キャップ外しは簡単でした。キャップの真ん中にリムーバーの先端を差し込んで、キャップを引っかけて抜きました。

中にネジがあるので、ドライバーで外します。

ネジを外すとハンドルレバーとハンドルノブ、ネジに分かれます。ハンドルレバーのノブの付け根部分に、ワッシャーが1枚入っていますので、無くさないように気を付けてくださいね。

ハンドルノブの上と下にカラーが入っています。2つのカラーを取り外してベアリングを入れます。

カラーとベアリングはほぼ同じ厚みなので、入れ替えてると滑らかな動きになるはず。

あとは元通り組み立てて完了です。
リールハンドルベアリング化の効果は?
残念ながら私の場合、劇的な効果はありませんでした。
よく動画でハンドルノブをたたくと、くるくるとしばらくの間回っているのを見たりします。
ベアリング化前と後を動画撮影してみました。
若干、ベアリングを入れた後のほうがよく回るような気がします。
効果があったかなと感じたのは、ゆっくりとラインを巻いた時です。とても滑らかだったので全く効果はないということはないようです。
もともと装着されていたワッシャーを抜いてやると、驚くほど回転が続きましたが、ワッシャーの厚みの分ハンドルノブがガタつくので私は抜きませんでした。もっと薄いワッシャーを探せば改善するかもしれません。
後日、ベアリングのグリスの上からオイルを注入し、ノブの根本にあったワッシャーを反対側のベアリングの外側に移し替えてみると、かなりいい感じに回転するようになりました。
2つで570円ほどなので、今回できなかった21フリームス2500番と、レグザ4000番にも入れました。

実際にチヌ釣りで使ってみて、驚くほど滑らかにリールを回すことができ、海底のゴツゴツ感もベアリング化前よりも感度良く伝わってくるのが実感できました。
繊細な釣りをお考えなら是非ともお試しください。