フカセもPEラインの時代
2018/02/21(土)に約2カ月ぶりにフカセ釣りに行ったが、初めてPEラインを使ってみました。
印象としては普通にウキ釣りできるじゃん!という感じでしたね。
それどころか、遠投できるし、ラインを細くできる分潮の影響も受けずにといいことだらけに感じたので、自分なりに考察してみたいと思います。
まだ、PEラインでウキ釣りをしたことが無い方の参考になればと思います。
大地昭さんに感化され
私がよく見る釣り番組の1つに釣りごろ釣られごろがあります。
私の出身、広島の長寿釣り番組で、昔から放映されていたのは知っていましたが、よく見るようになったのは5年ほど前からです。
以前から何度となく大地昭さんの遠投フカセ釣りを番組で見ていました。
どうやって釣るのか知りたくて釣り方を調べていると、マルキューの動画が掲載されていました。
そういえば、大知さん何年か前にテレビ番組で、磯竿で50m以上遠投していたのを覚えています。
磯竿で飛距離が出るのはPEラインを使っていたからだったのですね。
そういうことで、自分もPEラインでフカセ釣りをしてみることにしました。
道具のチョイス
PEラインでフカセをするため、いつもとは違う道具を選びました。
PEライン
今回使うPEラインはDUELのエギング用のものを使いました。
ラインに樹脂のようなものがコーティングされていて、質感はナイロンラインのような感じです。
普段はサルカンに1回まわすところを2回まわしてダブルクリンチノットにしましたが、まったく外れることはなかったです。
ただし、大きな魚が釣れてないのでその時に再度確認が必要ですが...
ウキ止め
ナイロンラインでウキ釣りをするときに、よく失敗していたのがウキ止め糸をしめすぎて、そこから高切れするというものでした。
PEラインについては切れることはないかと思いましたが、ウキ止め糸が強くしまってしまい、PEラインを滑らずウキ止めの位置を調整できないのではないかと。
そこでPEラインにやさしく、滑りが良さそうだけどしっかり止まりそうなウキ止ウーリーを選びました。
オレンジのラインを使っているので、わかりやすいように白をチョイスしました。
オーナーばりの袋には
動かしても、ラインが傷つきにくい。
としっかり書かれてました。
結び方もいつもやっている方法です。
使ってみるとうたい文句のとおり、ふわっとしていますが適度に締まり、ラインの滑りも良くガイドも引っかからずに通りました。
その他アイテム
このラインにシモリ玉、環付ウキを止めるためのスナップスイベル、フカセ用の釣研のカラマン棒を通しましたが、ナイロンラインと同じように使えました。
スナップスイベルは、なるべくラインの滑りが良さそうなものを選びました。
環付ウキはフィッシングマックスさんでノンブランドの400円ぐらいの廉価版を買いました。
使ったエサ
今まで買ってなかったマゼラーを買って、ようやくフカセ釣りをしているような雰囲気になってきました。
あまり詳しく調べてなかったので今回のチョイスが良かったかどうか?
集魚剤
チヌパワーV9遠投
マルキューさんのサイトでは以下の説明です。
宙層から底釣りまで対応可能なオールラウンドタイプ「チヌパワーV9」の遠投性を強化したことにより、まとまりがよく遠投が効くので、広範囲を攻めることが可能です。酵母配合による集魚効果も高く、単品で使えます。
チヌパワー
こちらもマルキューさん。
クロダイ・チヌ釣りのベストセラー配合エサ
酵母、オキアミ、ムギ配合により強烈にチヌを寄せるチヌエサの王様!ネバリがあるので遠投性抜群。全国各地で型、数ともに釣果実績が高く、人気ナンバーワンの配合エサです。
撒き餌
オキアミ2Kg、最初から粗めに刻まれて袋詰されているタイプを買いました。
オキアミとアミエビがブレンドされているものもあります。
自分でザクザクと切り刻まなくて良いので楽ですが、若干値段が高いように思います。
つけ餌
は正月に買って保管していたくわせオキアミスーパーハードと練りエサの食い渋りイエローです。
集魚剤はチヌパワーV9遠投、チヌパワー、オキアミ2Kgを買いました。
つけエサは正月に買って保管していたくわせオキアミスーパーハードと練りエサの食い渋りイエローです。
気象条件
晴れてましたが薄曇り。
気温 7時頃早朝3℃、11時頃10℃ 南西の風は少し強かった。
潮 小潮 撒き餌を投げ込んで様子を確認しましたが、ほとんど流れてませんでした。
満潮は土曜日が5時と11時、干潮は土曜日が7時頃。
日出は6:34で釣り始めた8時ころはもちろん明るくなっていました。
グローブが離せないほど寒くもなく、この時期にしては比較的暖かいほうでした。
南芦屋浜ベランダは不発
毎回人の少ない、すなわちあまり釣れていない季節にしか南芦屋浜ベランダにはきません。
今回もが~らガラでした。
ベランダ中央、東側ではハネが釣れたとおじいさんが教えてくれました。
自分も釣れているのは見ましたがシラサエビで釣れていたようです。
久しぶりにキッチリと棚とりをしてみました。
岸から15mくらい沖は竿2本分くらいの深さでした。
思ったよりも水深あるのですが、選んだ集魚剤がちゃんと沈んでくれたのかどうかわかりません。
マルューさんの説明には上層から底までと書かれてましたが、見ている限り海面から1mくらい沈んだところでバラけていたようです。
少し海水を足し、粘り気をましてみましたが、うまく行ったかどうかは??
ウキはゼロ号にして沈め、竿先であたりを取れるのではないかと、自分の腕前も考えずに試してみました。
この釣り方は難しい、いくらPEラインにして感度を良くしても、そこに仕掛けが着底したかどうかもわからない。
仕方なく、いつもの0.8号のウキに変更し、オモリも0.8号のをつけてやっとラインにテンションをかけて海中の様子が分かったような気がします。
ゼロ号ウキでチヌを釣るのであれば、もっと竿先の感度が良いダイワのメガトップを使うとか、号数を落として1号、0.6号など使うとわかるのかもしれない。
0.8号のウキに変えてPEラインの感度が伝わってきた瞬間がある。
フカセのエサにボラたちが集まってきていたのだが、PEラインにボラの体が触れたらしい。
その振動がPEラインを通してリールでラインを抑えていた指先まで伝わってきた。
と思う。
たぶん。
風が強くなってきて、北水道に移動したが何も釣れなかったので、PEラインの良さはまだまだ実感できていない。
すみません、次回のフカセ釣りの時にご報告いたします。