リール選びエアベール
正月から1か月近くなりますが、釣りには行けていません。
なぜなら、次女の中学受験があったので、釣り場に行って冷えて風邪などひいたら大変なことに...
ようやく先日最後の受験が終了し本格的に冬場の釣り開始です。
正月にダイワのシーバスロッドLAZYを買ったものの、それ相応のリールが欲しいと思い始めたのはロッド購入直後の正月3日、いろいろダイワとシマノのリールについて調べてみました。
価格帯、スペック、素材など自分に合ったリール選び、釣具屋さんにも何度も通い手に取り、ハンドルを回して確認し、ほぼ買いたいリールが絞り込めました。
2020年の1月に買いましたよ!
自分流のリール選定の調査方法と絞り込み方について、これからリールを購入予定の方の参考になればと思います。
価格帯、スペックはメーカーのウェブサイト
とりあえずどんなリールがあるのかは、メーカーのウェブサイトで確認します。
メーカーはダイワかシマノの2社です。
そこでリールに搭載されているテクノロジーを一つ一つ確認していきました。
例えば防水技術、ダイワで言えばマグシールド、シマノで言えばXプロテクトと名称が違いますが、機能的には似た機能です。
そこらへんも見比べながらの選定です。
価格帯においてはどちらのメーカーも価格が表示されているものと、表示が無い物。
ダイワではオープンプライス、シマノではバリュープライスと呼ばれている廉価版のリールです。
廉価版のリールですが、ダイワの汎用リールWebサイトでは、3段目の中央より右と4段目。
クレスト、ジョイナス、リバティクラブ、リーガル PE付、ワールドスピンが該当します。
また、シマノではページに関係なく上位機種と廉価版が織り交ぜられていますよ。
シエナ、エフエックス、セドナ、ネクサーブ、アリビオですね。
私が今使っているダイワのレブロスは価格がついていますが、シマノのセドナは価格がついていないバリュープライスです。
でも、今回買おうと思っている物はもちろん廉価版ではありません。
定価表示のあるレブロスクラスでもなくもう少し価格帯が上のミドルクラスの下のほう、エントリークラスとも言われる15,000円前後のものを考えています。
素材についてはメーカーホームページよりもマニアの調査
マニアと書くと語弊があるかもしれませんが、とても熱心にリールについて調査されている方がいらっしゃいましたので、釣リズムさんの選定方法を参考にさせていただきました。
ダイワでいえばZAIONが耐食性、軽さにおいて優れています。剛性、精度についてはアルミニウムが優れていますね。
ダイワのZAIONサイトはわかりやすいです。
剛性については実感がわかないので、なにか参考になるものが無いかと探していると、YouTubeで見つけました。
今までロッドに装着したリールが、ハンドルを回すたびにグラグラしていたとは夢にも思いませんでした。
多分、大きい魚を釣ってないのでわからないのかもしれません。
自分が今使っている15レブロスなんかヘニャヘニャだったんですね。
この動画を拝見して思ったのは、軽さだけではなく剛性は必要だということです。
普段釣りをしていると感じないですが、大きい魚がかかったらわかるんでしょうね。
剛性と軽さのバランスが示されたグラフがあるようです。
手が出る価格帯ではエクセラー、レグザ、カルディア、フリームスあたりです。
予想通り剛性が高い機種は少し重めですね。シマノについては調査しきれていませんが、リールの素材でなんとなく想像できそうです。
なんとなく見えてきた欲しいリール
正月に買ったロッドがダイワだったので、なんとなくダイワがいいかな?と思い始めたころ、近くのイチバンエイトにリールを見に行くと、シマノの19ストラディックが40%オフの15,000円台で売られていました。
一度ダイワに傾きかけましたが、シマノもいいかもと思い始め、シマノも念入りに調査してみました。
ストラディックの対抗馬はダイワのカルディア、価格は18,000円前後です。
なぜ、ストラディックか安く売られていたのかはよくわかりませんが、在庫が無くなるくらいイチバンエイトで売れていたので破格の値段だったんでしょう。
持った感じは軽いには軽いですが、カルディアよりは少しだけ重かったですね。でも、自分が今使っているリールよりは軽いです。
で、自分的には価格が高めのカルディアは落選、次点としてはレグザとフリームスなのですが、フリームスは持った感じも剛性がいまいちかな?
剛性を比較した動画を見ていたのでそう感じたのかもしれません。
もし、ストラディックの価格が安いままなら対抗馬としてはレグザとなりました。
どちらも見た目は黒とシルバー。自分が買ったLAZYの黒とシルバーの色合いに合いそうです。
どちらも甲乙つけがたいよいリールなんです。ほぼ互角と思える19ストラディックと19レグザ。
自分が最終的に選ぶポイントは皆さんとは少し違うかもしれません。
ベールです。
シマノはベールを起こすとカチッと音がしていいのですが、なんとなく使っているとヘナヘナになってくる印象があります。
シマノのバリュープライスのリールを使っているからそう思うのかもしれません。
それに対しダイワのエアベールは太く中が中空になっており、剛性が高いのが特徴です。
やはり剛性というキーワードが自分の頭に残りました。
よって、最終的に決めたのはダイワのレグザ。
番手は何番にするか
普段はツバス(ハマチは釣れませんでした)とかタチウオ、サゴシ、カレイなど、大きくても1Kgはありません。
たまに広島に帰ったときに対決するコブダイとなると50cmを超え、2Kgを上回ります。
磯竿のように長い竿なら竿のしなりがコブダイが暴れまわるのを吸収するので2500番で十分対応できますが、磯竿の半分くらいの長さのルアーロッドではためが効かないので、3000番は欲しいところ。
あと、ギア比は高いほうがよさそうです。最大100mちかく投げるつもりなので、回収スピードは速いほうがいいですね。
ラインの巻取り長さはあまり長くないのがよいので、浅巻きのスプールです。
これらの条件をすべて満たすと、LT3000-XHかLT3000S-CXHとなります。
この2つ何が違うかと言えば、スプールの深さが違います。PE1号ラインならLT3000-XHが200m、LT3000S-CXHが190m、あとはハンドルの形状が少し違います。
大きく違うのは重さで LT3000-XHが260g、LT3000S-CXHが245gでその差15g。
この差は少し大きいかもLTコンセプトなのに、アルミボディは少し重いですね。
やはり買うのは15g軽いLT3000S-CXHですね。これで決まりか?
あと一押し欲しいのがベアリング
カルディアはラインローラ部分にベアリングが入っています。レグザ、フリームスには入ってないんです。
その差が価格の差というわけではありませんが、1,000円ちょっと上乗せしたら自分でも追加できるので、あらかじめ装備しておいて欲しかったところです。
大体価格が5,000円くらい違うので、差額でヘッジホッグスタジオさんのベアリングチューンすればいいんでしょう。
今年になってやっと、ローラー部分のベアリングを追加するやり方がわかったし、こづかいに余裕ができてきたときに足せばいいんですよね。
狙いは釣具店、amazon、楽天のセール
買いたいものを決めたら、だいたい毎日価格の推移を見ています。
アマゾンはブラックマンデーあたりが最安値で、12,000円台でした。今は少しお高いところを推移しています。
釣り具量販店なら安い時で、1万2千円後半あたりでした。
けっきょくダイワのレグザを2個買ってしまいました。